長尺の帯締め。

こんにちは
西島本舞です。
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先月末、私が母と参加した東京での着付けの講習会は、全日本美容講師会という団体が主催している、着付をする美容師さんに「着付を教えるための講師を養成する」という講習会で

この全日本美容講師会には、制服があって、それは「着物」で、3日目の試験の時には必ず、この着物の制服を着る必要があったので、この講習会のために、私も制服の着物を今回、自分のサイズで仕立ててもらいました。

自分のサイズで仕立ててもらった着物なので、着物や長じゅばんは、幅が足りない、丈が足りない、などもなくよかったのですが、一番困ったのが、「帯締め」でした。

着物をお好きな方はご存じだと思うのですが、帯の真ん中で結んだ帯締めの、残った部分は、わきの下あたりまで長さがないとかなり格好悪くて、あと、太って見えてしまったりもするのですが

私のように、おなか周りが大きい場合は、普通にどこでも売っている一般的な長さの帯締めだと、結んで残った部分の長さが短くなって、太って見えて、かなり残念なことになってしまうんです(TT)

でも、普通サイズ以上に長さのある帯締めって、色々探すのですが、なかなか売っていないんです。

公正競争規約施行規則で定められている大人用の帯締めの長さは

135㎝以上145㎝未満はSサイズ
並尺といわれるMサイズは145㎝以上155㎝未満

これが普通サイズとして、それ以上に長い、
長尺といわれるLサイズは155㎝以上165cm未満

165㎝~以上175㎝未満はLLサイズ

それ以上の長さは、別注で作ってもらう場合がほとんどな中

今回、いつもお世話になっている問屋さんに探して探して探していただいて、販売用の3L、4Lサイズの帯締めを見つけてもらって、無事に、帯締めもいい状態で、着物を着て、試験を受けることができました。

ご自身のサイズで仕立てた着物をお持ちの方や、お母様などがお着物がお好きで、お家にお着物を色々とお持ちの方、などの中で

比較的、他の人よりは着物を着る機会が多めの方や、生年祝いや結婚式などで、これから着物を着る機会がありそうな方へは特にお伝えしたいのですが

着物を仕立てた時より、または、以前そのお着物を着た時よりおなか周りのサイズがアップしているかもという不安がある方は

以前購入して準備されている帯締めだと、かなり短くてかっこ悪いことになる可能性があります。

でも、いざ、着物を着るときに気が付いて探そうと思っても並尺といわれるMサイズ以外の長さの帯締めって、別注くらいの価値がある、3L、4Lサイズだけじゃなく、長尺Lサイズや、LLサイズの帯締めも、なかなかすぐに手に入らないので

見つけたタイミングで、ぜひ、今のお着物に色や柄が合うのであれば長さのある帯締めを購入しておくことをお勧めしたいです。

今回、私用に探してもらった3L、4Lサイズの帯締めを10本ほど問屋さんから送ってもらったので、必要な方がいらっしゃれば購入していただけるように、2月末まで、サロンで販売しています。

180~190㎝くらいの長さがたっぷりある帯締め、本当になかなか手に入らないので、この機会にぜひ、ご覧になるだけでも構わないので、見てみて下さいね。