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八重山の方言で結婚式は、あいなーよい。

2014年8月15日 0:50

今日は大浜中学校の郷土芸能部の
先生と生徒の皆さんがサロンドキコへ。

11月に行われるとある発表会で
石垣島のあいなーよいを演目に選んだそうで
あいなーよいについて、調べているのだそう。

八重山のあいなーよいを調べるために
図書館に行ってみたものの、
なかなか資料も探せず、だったけれど

その時、図書館の方が
「あいなーよい」の事なら、
サロンドキミコに行って聞いてみたらいいよ、
と話してくれたという事で、ご来店(^ー^)

あいなーよいの時に飾るものや、衣装、
そして、踊られる曲、エトセトラ
について、実際の写真なんかも見ながらの時間を過ごし

その時間の中で、
なんだか、たくさんのヒントがあったようで
喜んで帰ってくれたようです(^ー^)

どんな演目になるのか、楽しみですね。

八重山の結婚式、あいなーよい。

サロンでも衣装とプランを実はご用意していますが
あいなーよいはもちろん、和装もドレスも琉装も
ブライダルのプロとして、
歴史のあるものは、その歴史をちゃんと学んだ上で
今の時代に合わせた形を作り上げることが
とても大切なことだと考えています。

あいなーよい、八重山の方言で「結婚式」の意味。

私が大好きなこの島の昔の結婚式のスタイルを再現したくて

博物館では、
わざわざ花嫁行列の人形を出していただき
拝見させていただいたり

大先輩たちにお話をうかがったり

衣装を作成してもらったり

見た目は似ているけれど、
実は沖縄本島の結い方とは根本的に違う
八重山のからじ結いを、当日花嫁さんに結い上げた先生

初めて「あいなーよい」を再現した
2009年の達也さんと恵さんの結婚式は
副市長の挨拶や、市場のおばさんたちも、
とにかく島のいろんな人たちに見守られ行うことができました。

こんな感じで、沖縄の新聞にも取り上げて頂きました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133634-storytopic-167.html

結婚式を通して、
歴史あるものを、これから先も大切に残していくために
その歴史を踏まえた上で、進化させていくこと

石垣島に生まれ、この島で育ち、
そして、この島が大好きな私が
ウエディングプランナーとしてできることのひとつです。

あいなーよいとは八重山の方言で結婚式、の意味です。
西島本舞